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米粉定着へ動き出す注目企業
登米ライスサービス 

【掲載紙】 米麦日報
【発行日】 2009年3月19日(木)発行

新聞記事

【記事の内容】

[(有)登米ライスサービス]良食味米の産地として知られる宮城県登米市を拠点とし、米粉は「(米の)消費拡大もあって、行政からも(米粉を扱ってみて欲しいとする)要請があった」(伊藤克成社長)のがきっかけという。伊藤社長は「当初はやるかどうか迷ったが、新規需要米を取り巻く環境も大きく動きそうで、会社の判断としてやることに決めた。日本は(米を)粒で食する文化だが、世界では粉にして加工して食べる。日本もいずれそうなるのかなとも思う」とする。県と市の助成を受けながら、総工費3,300万円(うち助成1,100万円)で、米粉製粉プラントを自社倉庫内に建設した。製粉機は、㈱西村機械製作所(大阪府八尾市、西村卓朗代表)製の気流粉砕機「スーパーパウダーミル」を採用した。

「まだ、本格稼動まではいかない。(同機を選んだのは)一番汎用性が高く、気流粉砕なので原料の破壊が少ない。うちは乾式を採用した。同時に、加湿器を導入して、水分20,18,15%といろいろ試しているが、粉の状態は良い。今の米は水分が13%程で、粉にするとある程度熱を帯びるので、水分の状態を色々と試している。製粉機は数社のものから比較して導入、能力は時間50kgだが「70~80kg、前処理をきちんとやれば100kgはできるのではないか」とも。
 
同社は「もともと産地卸で、生産も兼ねる。米粉の原料は、今のところ、たきたて、ひとめぼれ、キヌリカリなど、色々な種類を生産し、客の要望に合わせて使っている」とし、県でも米粉用として品種開発は進めているが「うどん用は、高タンパクのもので、試験場では昨年まで作っていた。うちでも、何反かつくった。ただ、まだまだ未熟な領域で、うちで出来る範囲は手伝おうということ」とする。21年産は「農家と契約した。14~15 町、新規需要米で生産が決まっている。政府の方でも、新規需要米を生産調整として認めようとしており、(生産面での)環境は整ったのかとも思う。積極的に働きかけもあった。登米では、米粉用のコメを生産する能力はたくさんある。あとは、需要があればよいが、そこが難しい。米粉は小麦粉代替として注目されたが、うちでは新しい商品として米粉ならではのものを作ろうと、大学と(商品開発で)提携している部分もある」とし、具体的な販売先・用途は「(業者と)ローソン向けうどんの開発を行っているところ。その他、小さいパン屋、給食への導入も決まった。ケーキ屋などにも入っている」とし、また「機能性の高い米粉として、副産物、アレルギー対応のものを菓子屋と協力して研究している。試作品はすでにできているので、間もなく発表できると思う」とし、研究開発に力を入れている。

伊藤社長は「米は、日本人の体に合う。東京で小児科医の先生と話したが、東京は8割の子供がアトピー性皮膚炎で、主な原因は食生活という。(加工食品など、元来日本人が)食べ慣れていないものは(日本人の体には)受け付けないのではないか。アトピーの子供たちも、(食生活で)穀物、雑穀が中心だと、半年で半分、1年で7~8割が治ると先生に言われて、自信が付いた。そこに我々も何か貢献できないかと思う。」米粉は「一般向けとなると、生産も大量となり技術が必要になる」とするが、「世のため、人のためと思ってやっている。私は本気だから(設備も導入した)社員は今、14~15人で、みんなで米粉のレシピを考えてやっている」とする。 

【この記事で取り上げられた製品】

新規米粉用気流式微粉砕機 スーパーパウダーミル

スーパーパウダーミルはでんぷん損傷を抑え、アルファ-化を防ぎ、水分調整やシャープな粒度に粉砕できます。湿式製粉も可能なです。

スーパーパウダーミルの詳細はコチラ

 

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