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米粉定着へ動き出す注目企業
JA佐渡湿式製粉へ設備増強

【掲載紙】 米麦日報
【発行日】 2010年5月20日(木)

【記事の内容】

【JA佐渡】湿式製粉増強で本格参入

朱鷺と暮らす郷「さどっ粉」シリーズとして、「米粉パン用ミックス粉」(写真左、1kg袋450円、500g袋250円、ともに税込)、「米粉100%粉」(写真右、500g袋198円)を発売している。「5月中は島内が主体で、うちの米を扱っているスーパーなどに働きかけ、店頭販売している。ただ、現在も商談に入っており、その後は島外にも販売、業務用でもホテルやパン屋などにも出荷することが決まっている。売れ行きは順調」とする。

米粉の原料には、佐渡市の認証米コシヒカリを使用しており、「22年産の新規需要米を見込んで価格設定しており、現在は主食用の価格にならざるをえずに、赤字覚悟で販売している」とする。新規需要米は、JA佐渡としては、200tほどの予定だが、全農新潟県本部経由で新潟製粉㈱にいく分がほとんどでコシヒカリ以外でも予定する。上記製品用には、25~30tを予定しており、こちらは認証米ブランドで高付加価値を訴求する。すでに、「佐渡市の学校給食用に12tの納入が決まっている」ともし、島外への販売拡大を狙う。

米粉に本格的に取り組むにあたり、設備を増強した。㈱コープ佐渡本社米穀センターの施設内に、平成5年竣工当時から、㈱西村機械製作所製の製粉機を導入していたが、乾式の設備だった。今回、本格販売を狙うにあたり、県の半額助成とJA佐渡、佐渡市の出資で、2,650万円を投じ、湿式の設備に増強した。今月10日には竣工式を開き、70~80名の関係者も訪れた。「少しでもPRするために、開かせてもらった。設備は、日産200~250kgまで生産可能。今はまだ慣れていないせいもあって、150~160kgといったところ。気流粉砕機で、平成5年から少量だが、上新粉などと併用して、パン用も製粉していた。年600~700kg程度で、市内の1業者(中川製パン所)向けのみ。今回、新規需要を見込んで本格的にやろうとなった」とする。

JA佐渡では、ホームページでも、製品を紹介(http://www.ja-sado-niigata.or.jp/)。同時に、米粉のホームベーカリーも紹介しており、新発売キャンペーンを6月末まで行う。

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