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 「玄米粉の新製粉法を開発」

【掲載紙】 商経アドバイス
【発行日】 2011年9月9(金)


【記事の内容】

パンや麺に代表される新規需要米粉製粉技術として、西村機械製作所の湿式気流式微粉砕機「スーパーパウダーミル」シリーズが、デンプン損傷やアルファー化を防ぎ、水分調整やシャープな粒度分布が可能な米粉ができる点で存在感を高めている。同時に同社は、近畿米粉食品普及推進協議会の中心的役割を担い、国産米粉の普及に努めてきた経緯があり、目下全国23事業所に、同機を中心とした米粉プラントが稼働を開始している。
 同社の場合、機械の性質上、従来どちらかというと大型施設の導入が多かったが、最近になって農業6次産業化推進などで農家グループや大型農家からのニーズが増加していることを踏まえ、時間当たり生産能力が、最小だった100kgより3分の1弱まで最少化した30kgタイプ「SPM-R200」を新発売した。同機は小型で安価・省スペースながらも湿式気流粉砕のメリットを継続し、おいしい米粉パンやコメスイーツ、コメ麺などができるメリットがある。
 その一方、米粉のさらなる付加価値向上を目指し、玄米の製粉法を開発した。目下、特許申請中のこの技術は、加水処理の前に水分を効率よく内部に浸透させる「含浸処理」に特徴がある。顧客ニーズに応じて白米・玄米・発芽玄米の製粉を可能にした製粉プラントがすでに稼働を開始している。 

玄米粉のメリットとして、精米が不要で歩留りが向上するなどコスト削減に貢献するほか、白米粉より栄養価が高く、特に米糠には、食物繊維はもとよりギャバやイノシトール、フェルラ酸といった血糖値やコレステロール値上昇を抑える点で優れた動きが確認される微量成分が含まれている点で、今後米粉の可能性が広がっていくのは必至だ。

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