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  「世界遺産「白川郷」に新たな名産を、米粉麺の製造施設導入、湿式製粉で良質米粉」

【掲載紙】 米麦日報
【発行日】 2013年02月18日(月)

 

【記事の内容】

◎世界遺産「白川郷」に新たな名産を、米粉麺の製造施設導入=レイクルイーズ
  旧校舎を利用し野菜の乾燥など複合的食品加工も、湿式製粉で良質米粉

 岐阜県白川村は世界遺産の白川郷合掌造り集落で知られる。四季を問わず観光客が訪れ、最近では過半を中国、韓国などの外国人が占める。ただ、観光業以外となると米作りぐらいのもので、土産物も飛騨高山のものが並んでいた。何とか地場の特産品を作りたいという積年の想いがあり、地域活性化に立ち上がる企業が出てきた。それが岐阜県海津市で米粉麺を製造販売する㈲レイクルイーズ(堀田茂樹代表=写真)だ。ブームの遥か前、平成17年から米粉麺の開発に取り組み、「べーめん(米麺)」の名で販売を開始、100%米粉を使用しながら、なめらかでコシのある米粉麺を実現。全国から注文、業務委託が殺到している。このほど、地場の米を活用してもらいたいと白川村からラブコールを受け、廃校となった小学校を利用する形で、米粉の製粉・製麺設備を導入した。農水省の6次産業化法に基づく事業計画にも認定され、「白川郷べーめん」を始めとする米粉食品の開発で地域活性化を目指す。
 14日には「食品加工施設 白川村工場」竣工式が行われ、堀田代表は「当社は飲食業もやっているが、今では米粉の事業が全体の8割を占める。今回は白川村の協力のもと、新しい米の加工品を作るべく、施設を作った。地域に貢献したい。大手が作れない、大量生産ができない、地域に根ざしたものを作りたい。餃子の皮やライスペーパー、ピザ生地、べーめん、天ぷら粉、ホットケーキミックスなど色々取り組みたい。昨年6月に国の事業計画に認定され、10月に着工。今年1月末に完成した。4つの事業がある。1つは米粉の製粉。県内初の湿式製粉を導入し、国内でもトップクラスの製粉施設を導入した。2つ目は製麺。ラーメンも企画している。3つめは餃子の皮など総菜。4つめは野菜の乾燥施設で、色々な野菜を粉末化し、これを練り込んだ様々な商品を作りたい。総事業費は6,500万円。半分は整備事業の協力で、残りは自社で頑張る。企業として儲けだけではなく、地域貢献を考える。白川村からも3名正社員を雇い、もっと雇用できるように頑張りたい」。当日は村長を始め、県庁、県議、村議、JAなど多数が祝いに参集した。
 湿式製粉は㈱西村機械製作所のスーパーパウダーミル(ユニット)を導入。麺機、餃子の皮製造器はさぬき麺機㈱製、減圧平均発熱乾燥機は八尋産業㈱製と最新設備を揃えた。旧校舎は内装が改修され、事業ごと教室に製造機が並べられた。
 祝賀会では100%米粉を使った米粉うどんとカステラが振る舞われた。新工場は東海北陸自動車道の白川郷インターすぐ、集落の入口に位置し、県外出荷の新たな拠点としても活用される。

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