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  「米粉製粉システム」で特許取得、玄米の湿式製粉で普及に貢献

【掲載紙】 米麦日報
【発行日】 2013年07月31日(水)

 

【記事の内容】

◎「米粉製粉システム」で特許取得、玄米の湿式製粉で普及に貢献=西村機械製作所

 

 ㈱西村機械製作所(西村元樹社長)はこのほど、米粉と玄米粉を同一ラインで製粉することができる製造技術で特許を取得したと発表した。「米粉製造方法、及び米粉製粉システム(特許第5313982号)の名称で、今年7月12日に登録された。平成22(2010)年8月の出願から3年を要した特許は、湿式製粉による玄米粉の製造方法に特徴がある。同社によれば、「これまで玄米粉の製粉というものは焙煎を行い、製粉する方式があった。しかし、焙煎=熱を与えること、はその後の食品加工に制限が出来てしまう。それは玄米自体が土壌菌や埃なども付着しているという問題と、糖質の部位には脂質が含まれているので、湿式での粉砕が難しく白米のようにはいかないという両方があった」とし、この課題に対し、「玄米でも洗米して汚れを落とし、次工程では吸水するような工夫(含浸処理=白米よりも強い圧力で粗砕する)を考えた」とし、その後の気流粉砕機による粉砕→気流乾燥工程までをシステムとして、今回特許出願していた。玄米でも吸水することができる含浸処理を採用したことで、高品質の玄米粉が誕生し、白米と玄米を(粗砕部分=グラインダーの)スイッチの切り替えだけで同一ラインで製粉する事が可能になった。
 開発の背景には、米粉の普及がなかなか進まない現状打破の想いがあり、栄養価の高い玄米粉の普及促進によって米粉全体の需要増加を図ったもの。今回の特許技術はすでに、たいまつ食品㈱(新潟県五泉市)、ライスアルバ㈱(大分市)、農事法人上望陀(千葉県木更津市)に導入されている。㈱西村機械製作所では「今後はこの特許を活かし、付加価値の高い米粉(玄米粉)を作ることができる会社が増え、米粉食品もさらに進歩を遂げて普及するための活動に貢献できればと思う」としている。

 

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