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 「タイ法人開所式開く」

【掲載紙】 商経アドバイス
【発行日】 2015年7月13日(月)

 

≪アジアの米粉食に貢献≫

㈱西村機械製作所 タイ法人開所式開く

 米粉製造装置のパイオニアメーカー・㈱西村機械製作所(大阪府八尾市)は、タイに現地法人「NISHIMURA  POWDER  ENGINEERING(THAILAND)CO.,LTD.」を設立した。6月22日には現地取引先を招き、事務所開所式が開かれた。
 現地法人はバンコク中心部から車で40分のノンタブリー県にあり、事務所はオフィス兼倉庫となっている。ショールームとしてテスト機を置いてデモンストレーションができるほか、簡単な組立作業やメンテナンスなどもできる。職員は日本人1人、タイ人4人が常駐する。
 タイでは、米粉が小麦粉と同水準の価格で販売されており、料理用のミックス粉原料もコメ、タピオカ、小麦がほぼ3等分で配合されている。そのため、米粉が消費者の食生活の身近にあるといえる。現地の稲作や調製では破砕粒の発生がたいへん多く、これが米粉用に回ってくるため、原料米が日本に比べて格段に安い。
 ただし、原料米を水に浸けて軟らかくさせてから石臼で挽く水挽き製法ばかりの上、粉砕機の性能に限界があるため、西村機械のスーパーパウダーミルで作った米粉に比べると粒度が粗く粒揃いも良くない。衛生面や、水を大量に使うことからランニングコストの面でも劣る。
 そのため、現地食品企業が製造ラインを追加しようとするときには、「粒が細かくてシャープだ」との評価から、スーパーパウダーミルの湿式機を導入するケースが多いという。

≪ベトナムなどの市場開拓も≫

 今年1年、現地法人はタイの現地企業や日系企業向けに施工業務などを行うほか、並行してベトナムやミャンマー、インドネシアなどの周辺国の市場開拓も行う。
 東南アジア各国にも日本食は浸透しており、西村元樹社長は「現地のコメと日本の食文化を融合させたアイデアが生まれれば良いと思う。タイでは欧米やアフリカへのコメ輸出も伸びると思うからそうした際に、米粉という付加価値の面でも貢献できれば」と構想を描いている。

 

 

 

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