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 「米粉製粉技術、海外へ」

【掲載紙】 日本食糧新聞
【掲載日】 2015年7月17日(金)

≪米粉製粉技術、海外へ≫

西村機械製作所 タイに現地法人

 【関西】小麦代替が可能なわが国の高水準米粉製粉技術が、海外に進出する。でんぷん損傷が少なく微細製粉が特徴の気流粉砕「スーパーパウダーミル」を展開する西村機械製製作所は、タイ現地法人を設立し、東南アジア全域をカバーする体制を固めた。現地企業や進出を果たした日本企業からの要請に応えたもの。古来、ビーフンやフォー、生春巻きなど米粉食文化が根付くエリアだが、経済発展に伴い高品質商品を求めるニーズプラス、欧米諸国で深刻化する小麦アレルギー患者向けグルテンフリー素材としての市場もにらむ。
 さらに3日、ミャンマー農村の所得向上貢献を目指し、同国へ米粉パイロット製粉装置を贈呈した。


 タイ新会社の名称は「Nishimura Powder Engineering(Thailand) Co.,Ltd」。首都・バンコク中心部から車で40分程度、スワンナブーム空港から約80分程度の好立地で、従業員は日本人技術士が1人、現地人4人の5人体制。事業内容は粉砕機、ふるい機、混合機、空気輸送、自動計量機など粉体機器の設計・製造・販売とエンジニアリング設計施工で、特にテスト機の充実やメンテナンス対応などが強みだ。
 一方、ミャンマーでは精米時の破砕率が45%と高いことから、破砕米の有効活用と、小麦粉代替による食糧自給率向上を目指している同国の要請に応えたもの。
 3日、来日中のティエンセイン大統領と4人の大臣が出席の下、ホテルニューオータニで贈呈式が開催された。
 導入後、同社はミャンマーで製粉した米粉を活用したパンやケーキ、即席麺など多様な加工食品の開発プロジェクトを立ち上げ、両国間技術交流を進める。同時に、職業訓練や食文化の融合も図っていく考え。
 西村元樹社長は、「米粉普及は、正直言って国内ではまだ道半ば。一方海外では予想以上の手応えを感じており、今後国内外で普及に努め、社会貢献にもつなげたい」と意欲をみせる。

 

 

 

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