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 米粉記事 

 

 「和みのひと時・こころ塾」

【掲載紙】 日本食糧新聞
【掲載日】

2020年10月23日(金)

 

和みのひと時・こころ塾

グルテンフリーの米粉スイーツ人気
これからはおコメの時代

 JR関西線八尾駅から徒歩5分の立地に、「身体に優しい食事を」がコンセプトのこだわりカフェ「和みのひと時・こころ塾」がある。黒糖と塩、玄米で作った自家製万能酵母液を使った創作料理と、グルテンフリーの米粉スイーツ類が人気で、健康に関心のある人が集い、情報交換スポットとしても機能している。
 スイーツ類はすべて、オーナーの島崎和広さんと時子さん夫妻の手作りで、以前は小麦粉のケーキを焼いていたが、アレルギーやグルテン不耐症など小麦粉に適応しない人が増えていることを聞き、体に負荷の少ない米粉スイーツに全面的に切り替えた。
 使用する米粉はすべて、地元の製粉企業・片山製粉から仕入れ、微粉砕かつでんぷん損傷が少ないため、焼き上がりのふわふわ、しっとり食感が特徴だ。
 ポイントは、米粉製粉技術でトップレベルを誇る西村機械製作所の製粉機採用にあるという。
 同社は偶然、同店の近隣ということもあり、西村元樹社長は、米粉の事業化を検討する訪問者にこころ塾を紹介し、実際食べて、イメージをつかんでもらっているという。
 こうしたスイーツ類は、米粉不使用のほか、防腐剤や凝固剤などは一切使用していない。材料も可能な限り無農薬・オーガニックのもの。
 オーナーの実家や提携農家から届けられる旬の野菜・果物を積極的に使用し、上白糖は使わず、すべてきび砂糖を使うなど、おいしさだけでなく体への優しさも優先している。
 米粉スイーツの売れ筋「和みロールケーキ」は、丹波種の有機栽培黒豆にきな粉が入った乳化剤不使用のホイップクリームを巻き込んでいる。
 このほか、香ばしく素朴な味わいのクッキーや、季節の野菜や果物で変化をつけたタルト類など、楽しさも訴求している。
 食と健康にはかなり造詣が深い島崎夫婦だが、「お客さまに教えてもらったことが多い」とする。
 時子さんの大病を経て「健康には毎日食べるものが一番大切」という思いからオープンしたこころ塾だけに、同じ志の人が集い、日々情報交換する。ここで得た知識も厚みを増している。
 そんな島崎夫妻が口を揃えるのは「これからはおコメの時代」。「コメがあるから、日本人の食と健康を支える発酵文化がある」のだ。そこで、食事メニューのご飯はすべて、玄米を発芽させ、万能酵母液を入れて炊飯した、ほのかな甘みとモチモチ食感で食べやすく、こちらのファンも多いという。



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