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 米粉記事 

 

 「日食優秀食品機械・資材・素材賞」

【掲載紙】 日本食糧新聞
【掲載日】

2021年9月15日(水)

 

日食優秀食品機械・資材・素材賞
卓上型米粉製粉機「フェアリーパウダーミル」
自家製粉でビジネス提案

西村機械製作所
 古来、米菓や和菓子などに使われてきた米粉。近年、パンや洋菓子にも使える製粉技術が開発され、コメ離れが進む中、注目されている。
 これを支えるのが米粉製粉機を展開する西村機械製作所で、湿式気流粉砕によるでんぷん損傷の少ない微砕製粉を強みとする。米粉のさらなる普及を目指し16年、農家の自家製粉を可能にする卓上サイズの「フェアリーパウダーミル」を開発した。
 同装置には乾燥工程がなく、生米粉のまま最終製品に加工する。おいしさにつながるとともに、装置価格も500万円に抑えた。
 こうしたメリットから発売後、生産者や道の駅、農産物直売所などを中心に、自家製粉生米粉によるビジネスモデル提案型営業活動を推進してきた。この間、企業・団体の研究・商品開発室や製菓・製パン店などにも徐々に導入が広がり、国産米粉の新たな需要を開拓している。
 例えば、バームクーヘン製造機械の不二商会と取組み、地元産米をその場で製粉し、生米粉のままバームクーヘンに加工・販売するビジネスモデルがコメ産地中心に徐々に広がり、地元貢献を目指す異業種や、観光施設での導入も目立っている。
 海外にも目を向け、タイ(現地法人を設置)などのコメ生産国に、大型装置も含めて普及活動を展開している。
 その結果、産業育成やコメ消費拡大だけでなく、割れやすいインディカ米を活用した生産者収入の向上や人々の栄養状態の改善など、幅広い貢献につなげている。

 

12年間で技術進化し実現
西村元樹社長
 12年前に“米粉製粉システム”で受賞させていただきました。
 この12年間で技術を進化させ、卓上サイズで自家製粉を可能にしたのがこのフェアリーパウダーミルです。地産地消や6次産業化を実現するために自家製粉の必要性を感じ、当装置を5年前に開発しました。あえて乾燥させない“生米粉”を使ったおいしい商品が全国各地で生まれるように当装置の普及を目指していきます。

 



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