2010.11.02

東京大学農学部の学生が開いた
米粉フォーラム参加の報告

11月2日　東京大学農学部学生（国際開発農学専修）主催による「国際開発フォーラム　米粉―お米が担う日本の未来―」が行われました。
　　弊社では米粉の製粉工場とはどんなものか？と言う事で要請を頂き、お手伝いさせて頂きました。

以下☆囲いは東京大学農学部（国際開発農学専修）の学生による告知です。
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日時：１１月２日（火）　１８：００～
（開場１７：４５～）
＊終了後に懇親会があります。
場所：弥生講堂アネックス（農正門を入って左手すぐ）
参加費：無料（懇親会に参加される方のみ５００円）
講師：萩田　敏氏（財団法人日本穀物検定協会　参与）
製粉機械メーカー　 株式会社西村機械製作所　大西忍氏
製麺会社　　　　　 　株式会社小林製麺　　　　 　小林俊夫氏

タイムスケジュール：
17:45～　開場
18:00～　講演：米粉ビジネスの展望　萩田氏
18:45～　質疑応答
19:00～　米粉製粉工場とは　　　　　　西村機械製作所大西氏
19:15～　米粉を使った製麺とは　　　 小林生麺株式会社小林氏
19:30～　会場移動
19:45～　懇親会

長い間日本人の食生活を支えてきたお米。そのお米が、新しい時代を迎えようとしています。パンやケーキ、麺類、ピザ、餃子、クレープなど……
お米を細かく砕いた粉、すなわち米粉が、最近では和洋中問わず様々な料理に使われ始めました。もっちりしておいしい。ヘルシーで環境にも優しい。
そのうえ、日本の食糧自給率アップにも貢献できるのです。日本では食生活の西洋化のためパンや肉の消費量が増え、反対に米の消費量が激減しました。
その結果、自給率が大きく下がってしまったのですが、小麦粉の代わりに米粉を使ってパンやパスタをつくるなら、それだけで自給率は引き上げられます。

そしてこれは、日本の農業の活性化にも繋がるのです。
今回のフォーラムでは、無限の可能性を秘めた米粉とは徹底解剖致します。
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※フォーラムの写真

※懇親会の写真

総括
 東京大学農学部（国際開発農学専修）の学生の皆様が農業政策や食糧自給率や食料安定供給などの問題に期待できる米粉の可能性について、 情報が知りたい・勉強したい・情報を発信し、学生としての活動に生かしたい。という内容の濃いフォーラムでした。
やはり東大生という事もあってとても真剣に聞いておられました。
 質疑応答では今年の米の不作状況が米粉にはどう影響するか？米粉の単価を下げる方法は？
など次々と手が上がり、圧倒されました。
まだまだ色々と米粉について聞きたいと言う人がたくさんおり、時間内では終わらず。フォーラムあとの懇親会で米粉の食品を試食しながらざっくばらんに色々と話をしました。
 今回も試食に北九州のパン工房「こめっこ」様のブレーンの丸パンを試食して頂き、それもいつもなら冷凍のパンでしたが今回はその日の焼いたパンを空輸して最高の状態で食べて頂き、小麦との値段との比較では無く、米粉の特徴を最大限に生かせば米粉独特のおいしさを実感できると言う事が解って頂けたかと思います。とてもおいしいと非常に喜んでいただけました。
 普通の食品の展示会だけでなく。これからの日本を背負って頑張っていこうとする若い世代の人とのこのような交流が持ててとても新鮮でありましたし、とても真剣にとらえられて、ものすごく安心しました。弊社もなお一層の努力をして、色々な立場の人と連携を取って日本の食文化の為に貢献していきたいと思います。

今回のフォーラムの内容は東京大学農学部（国際開発農学専修）の学生の方からユーチューブ動画にアップしているとの事。参考にしてください。
米粉～お米が担う日本の未来part1～part7まであります。