米粉ニュース

「ミャンマー政府へ米粉パイロット製粉設備贈与式」

【式典日】 2015年7月3日(金)

 
 日・メコン協力に向けた共同文書「新東京戦略2015」に出席するために来日したミャンマーのティエンセイン大統領へミャンマー国内農村部の所得向上を目的に米粉パイロット製粉装置の贈答式が執り行われた。この式典は2015年7月3日にティエンセイン大統領と4人の大臣が出席され、ホテルニューオータニで開催された。

 西村機械製作所製のスーパーパウダーミルは約10年前に開発された高品質の米用製粉機であり、小麦粉の代替としてさまざまな用途に利用できるよう小麦粉と同等サイズまで粉砕が出来る。当製粉機を開発して以来、西村機械製作所は米粉パンやその他の米粉商品の普及に貢献してきた。

  ミャンマーでは精米時の破砕率が45%に達しており、同装置は破砕米の付加価値向上と小麦粉の代替としての自給率向上を目的としている。

 パイロット設備として、ミャンマーへスーパーパウダーミルの贈答した後、西村機械製作所はミャンマー米で作った即席麺や米菓、パン、ケーキなどの多様な米粉加工食品開発のプロジェクトを立ち上げ、日本とミャンマー間の定期的な技術交流を進めていく。
 ティエンセイン大統領は米粉がミャンマーの米食文化の発展に寄与することと、欧米諸国での深刻な問題になっているグルテンアレルギー患者向けのグルテンフリー素材としてミャンマーから高品質の輸出アイテムに発展することまで期待していると言及した。

 当式典では出席者に米粉パンやケーキが振る舞われ、ミャンマー農村地域の所得向上と米粉の可能性について多くの時間が割かれた。また、合わせて米粉加工技術における職業訓練やミャンマーと日本の食文化の融合の話に花が咲いた。

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